お米昔ばなし「もちの白鳥」
お米食べていますか?
こんにちは。
末広米穀店です。
昔々、ある所に、欲張り長者がいました。たくさんの田畑、米・酒・宝の蔵などがあり、お城の様な屋敷に住んでいました。
欲張り長者は、使用人たちの仕事が少しでも遅いと、病人や老人でも容赦しませんでした。
ですから、使用人たちは一日も休めませんでした。
しかしこんな欲張り長者もひとり娘だけは、とても可愛がっていました。
やがて娘は、隣村の長者に嫁ぐことになったので、豪華な婚礼にする為すべての田んぼに餅米の苗が植えられ、以前にも増して使用人たちは働かされました。
そして収穫して出来た餅を隣村の長者屋敷までの道に敷き並べさせました。
婚礼の日、娘がゆっくりと餅の上を歩き始めると、次々に餅は白い鳥に姿を変えて、大空へ舞い上がってしまい、婚礼は大失敗となりました。
それからは、欲張り長者の田畑には何も実らなくなり、使用人もいなくなり、お屋敷は荒れ果てました、とさ。悲しいお話ですね。
これからも末広米穀店は、「食に関する情報」をどんどん発信して行きます。
今後ともよろしくお願い致します。
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末広米穀店
〒446-0038
愛知県安城市末広町16-10
TEL:0566-76-2016
FAX:0566-77-3855
営業時間:9:30〜18:30
定休日:日曜日
※店舗には駐車場ございます
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