お米昔ばなし「春日様の握り飯」
お米食べていますか?
こんにちは。
末広米穀店です。
昔、ある村に大ナマズが住んでいました。
このナマズが動くたびに村は地震が起き、川が溢れだし、村人はとても難儀していました。
川縁に堤防を築き、洪水を防ごうとしましたが、前よりナマズは大暴れしました。
あきらめかけたある日、水が引いた畑から春日様の守り札が出てきたので、村人は大ナマズ退治をお願いしました。
すると、真っ白な大鹿に乗った春日様が地上に降り立ち、神社に白飯を供えるように告げ、天に帰って行きました。
そこで村人が、たくさんの米を炊いてお供えすると、春日様と大ナマズとの闘いが始まりましたが、春日様の形勢が良くありません。
春日様はたまらず、お供えの米で大きな握り飯を自分に作るよう村人に叫びました。
こうして村人が作った握り飯を食べた春日様は、もりもりと力が湧き、大ナマズを退治しました。
それから村は地震や洪水が無くなり、大ナマズが住んでいた淵を埋め立てると、そこは肥沃な田畑になりました。
以来、村人は春日様に山のように大きな握り飯をお供えするようになったとさ。
これからも末広米穀店は、「食に関する情報」をどんどん発信して行きます。
今後ともよろしくお願い致します。
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末広米穀店
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営業時間:9:30〜18:30
定休日:日曜日
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